長時間座っている男性は泌尿器系疾患リスク

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韓国の研究では、1日の内長時間座っていると泌尿器系の疾患リスクが高くなることが分かりました。

研究では、膀胱疾患の病歴のない65歳以下の平均40歳の男性69,795人のデータを調査しました。

そして、活動レベル、座った時間、漏出、排尿困難、頻尿、排尿に関連する睡眠障害などの症状の頻度および重症度に関するアンケートを行いました。

平均2,6年間のフォローアップの後、9,217人の男性が重大な下部尿路症状を発症しました。

非活動的な男性と比較して、少しでも運動をした参加者は、研究中に泌尿器系疾患を発症する可能性が6%低く、身体活動が多い男性は7%低いリスクとなりました。

また、座っている時間が1日5時間未満の男性と比較して、少なくとも10時間座っていた男性は、膀胱の問題を発症する可能性が15%高く、1日5時間から9時間座っていた男性の場合、リスクは8%増加しました。

この結果から示唆される事は、座っている時間を短縮して、身体活動を促進することが、下部尿路症状を予防するために重要であると言う事です。

この研究に参加していない研究者は、65歳以上の男性のデータがないこと、座っている時間の状態(通勤・テレビ視聴・仕事など)の区分けがないこと、年齢と共に膀胱の問題が増加する事を加味していない事から、より少ない運動をより多くの尿路症状に結びつける証拠の一つとして解釈すべきであるとしています。

情報サイト:ロイター

テレビで見たのですが、30分以上座っていると健康に良くないそうです。
30分に1回、立ち上がって背伸びをするだけでも効果があるそうですから、これなら実践できますね。
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